JANNET 障害分野NGO連絡会

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アジア太平洋CBR会議(Asia Pacific CBR Convention)
2010年11月13日(土)−15日(月) クアランプール(マレーシア)
主催:CBR Network Malaysia

● 背景

CBRは、障害者とその家族の暮らしをより良いものにし、基本的なニーズを満たし、インクルージョンと参加を確実なものとすることに焦点をあてています。分野の壁を越えたアプローチであるCBRは、保健、教育、生計、社会、エンパワメントといった5項目から構成されています。CBRは、1980年代、障害者が自分の住む地域において、主にそこにある資源を活用しながらリハビリテーションを受けられるようにと発展してきました。

それから25年経ち、90カ国でCBRが実施・確立されるようになり、2004年、国連組織(世界保健機構、国際連合教育科学文化機関、国際労働機関)は、新しいCBRガイドライン作りに協働で取り組み始めました。その目的は、CBRが、生活状況や文化の違いを柔軟に受け入れながら、障害者のリハビリテーション、機会均等、貧困削減、ソーシャル・インクルージョンを推進するために有効な戦略であるということを確実にすることです。

● 目的

会議は、CBRプログラムの実施、普及、証拠に基づく事例を用いながらの日常的実践の強化を段階的に導いてくれる、この新CBRガイドラインを紹介することを目的としています。また、CBR実施者と政策担当者とのネットワーク作りや知識共有の基盤になることも目標としています。

● 期待される結果

  1. 利用可能な資源の利用と最大化への尽力。
  2. CBRアジア・太平洋ネットワークの発展。
  3. CBRプログラム発展への障害者の参加の強化。
  4. 国連障害者の権利条約を用いたCBRプログラムの開発。
  5. CBRプログラムへの更なるインクルーシブで積極的な参加を政策担当者へ働きかける。
  6. CBRプログラム実施の改善。
  7. CBR実施者の経験と成功事例の共有。
  8. CBRネットワーク運動の更なる発展のための小地域間協働への取り組み。

● 場所・日時

場所:Berjaya Times Saqure、クアランプール(マレーシア)
日時:2010年11月13日(土)−15日(月)
参加登録料:190米ドル(10月9日まで)、それ以降は250米ドルを当日支払う。(ランチ、ティー、会議資料、報告書代が含まれます)
発表要旨の締め切り:9月15日まで
その他の情報(宿泊、アクセシビリティなど)、問い合わせおよび申込みは会議のウエブサイトを参照ください。
http://apcbrconvention.cbrnetworkmalaysia.org
CBR AP Network事務局(APCD内):http://www.apcdfoundation.org
(日本国内での問い合わせ先:JANNET事務局:電話03-5292-7628、fax03-5292-7630)

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