2009年2月20日に開催された第一回アジア太平洋CBR会議の結果、CBRアジア太平洋ネットワークが誕生しました。
WHOの呼びかけで急きょ決まった各国の窓口の人たちが集まり、今後の組織作りに向けての話し合いが行われました。
12月に予定される次のネットワーク会議で規約、行動計画案が話し合われます。アジア太平洋のネットワークに対応する
日本でのネットワーク作りのための話し合いが、10月11日の「CBRと開発」研究会の直後に開かれ、45名が参加しました。
これまでJANNETでは設立以来CBRを勉強会のテーマにとりあげ、地域社会開発にテーマ進展してきた関係で、
2月のアジア太平洋地域のネット作りに参加し、JANNET外の関心のある人たちと緩やかな連携をとろうということを
5月の総会でも確認しました。JANNETの会員団体の中にはCBRを地道に取り上げてきたグループも複数含まれ、
また最近ではリハビリテーション分野で青年海外協力隊として派遣された人たちのネットワークも設立されています。
関係者が一堂に集まる機会ははじめてでした。
10月11日の意見交換会では、アジア太平洋のネットワークへの期待や、国内のネットワークの名称案について意見交換を行い、
「地域社会開発における戦略としてのCBR」を国内で浸透させていくことに大筋で合意がありました。今後アジア太平洋ネットワークの規約案、
行動計画案への意見を集約するためボランタリーなワーキンググループの設置が決まり、8人から参加の手が挙がりました。
多くの人の意見を集約できるよう、JANNETのホームページで随時紹介していきます。極めて暫定的ではありますが、
この日が国内のCBRネットワークのスタートとなりました。