ここから本文
JANNET総会
議事録
日時: |
2012年5月19日(土)午後1時−3時 |
場所: |
東京都新宿障害者福祉センター(2階会議室) |
■ 議事録案
1.報告事項
会員の動向について、資料2-2に基づいて事務局が説明。
2.検討事項
2-1 役員改選
立候補者リストに基づいて検討の結果、リストのとおりで承認された。
2-2 平成23年度事業報告・決算案
資料2-2に基づいて事務局が説明した結果、承認された。
2-4 平成24年度事業計画案・予算案
資料2-4に基づいて事務局が説明した結果、承認された。
2-5 2015年までのマスタープラン案について
資料2-5およびイメージ図に基づいて事務局が説明した結果、承認された。
意見交換の結果は次のとおり。
- 全体予算や事務局体制の整備などすることは山積みである。
- CBIDは東北被災地での復興の過程の紹介も兼ねて、日本がモデルになるように堂々と発表できるとよい。
- 日本の地域社会での伝統的な取り組みの中に発信できることはある。
- 基調報告者案として前JICA総裁の緒方貞子さんのお名前が挙がった。
- 報告書は作れるかどうかわからない、という事務局の案に対して、次の意見があった。
CBIDの共有は大事なので、報告書は作るべき。日本の地域福祉でCBIDを理解してもらい、実際に使えるような資料を提供できるとよい。日本から海外へ行く人にとっても使えるようなものになるとよい。ターゲット年を2016年にして、第三回アジア太平洋CBR会議のあと国内のCBIDを広めることも活動計画に含めてはどうか。
- 連携する関係者に高齢者福祉分野は入るかとの説明に、事務局より、入るので、準備からいっしょに話合っていきたい、と回答。
- 地域福祉の様々な取り組みはCBIDの取り組みと関わる。高齢化社会はより進むので、地域作りを進めないと沈没する。CBRは途上国に特化されたイメージがあるが、2015年には高齢化はさらに深刻化する。日本では高齢者の話を入れないわけにはいかないだろう。
- この会合で使われている用語がカタカナ、英語が多くよくわからない。またJANNETが何をするところかもわからない。共通の言語を使う必要があるのではないか。
それに対して、松井会長から、共感してもらうため言葉を検討する、と回答。
- JICAや日本の経験を押し付けるのではなく、シンクロさせることが大事と言われる。
日本からの発信を考えると、国際協力に携わる人が関心をもてるようになるとよい。JANIC,名古屋NGOセンターでも働きかけたい。
- 参加者の予想は、海外から150-200、総数は500人程度か。
- WHOとAPCDの役割分担はどのようになるか?という質問に対し、上野から以下のように回答。
第一回と第二回会議では、WHO, APCDは途上国からの参加者支援とレコメンデーション草案作成、および採択までのファシリテーションを行った。草案作成には、CBRAPネットワークの役員も参加する。第三回ではせっかくの機会なので、日本から1-2名参加して経験を積んでもらうとよい。
なお、第三回会議では、それまでと同様にCBRAPネットワークと覚書(MOU)に署名し合う。内容は役割分担と黒字になった場合、余剰金の70%をネットワークへ、残りがローカルホスト団体へ、となることがネットワークの規約上きまっている。
JANNETが積み立てる予定の金額に余りが出たら、ネットワークに拠出するのか、という質問があったが、余らないよう支出を検討すればよいのでは、と上野から回答した。
- 災害対応についてあ、連絡体制は考える必要があるだろうが、それ以上触れることはない。
松井会長より、当面実行委員会設置までにいろいろな形でご協力いただくのでよろしくお願したい。JANNETが発展する形を作りたい、と述べて意見交換会は終了した。
以上。
> 総会報告ページへ