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2017年度 JANNET(障害分野NGO連絡会)第2回研究会
南インドのNGO代表カリラトナムさん講演会 ダリットとして生きる
―インド社会で虐げられてきた人々の声に聴く―
【開催趣旨】
2017年度第2回JANNET研究会はアジア保健研修所(AHI)との共催で、インドのNGO代表ムルガン・カリラトナムさんからお話しを伺います。
自らもカースト制度の外という厳しい立場でありながら、弱い立場の人々をエンパワメントする活動に取り組んでいらっしゃるカリさん。
特に農村における障害者支援(CBR)は、州政府とも連携してThiruppani Trust Association (TTA) の主たる活動になっています。
今年度のJANNET研究会のテーマでもあるCBRについて、実践者の生の声を聞くことができる貴重な機会です。
【実施概要】
1.日時
2017年12月2日(土)14時〜16時半
2.場所
東京YMCA 東陽町センター
(東京都江東区東陽2-2-20)
3.共催・協力
JANNET(障害分野NGO連絡会)
アジア保健研修所
東京YMCA
4.定員
50名(先着順)
5.参加費
無料
6.講師
講師:ムルガン・カリラトナム(通称カリさん)
NGO Thiruppani Trust Association(TTA)代表
1958年 南インド・タミルナドゥ州のダリットの家庭に生まれる
1992年 ダリット解放運動や生活改善に取り組むNGOに入職
1994年 アジア保健研修所の国際研修に参加
2006年 「貧困者のための奉仕協会」を設立。
ダリットのほか、女性、少数民族、障害者など弱い立場におかれた人たちをエンパワメントし、必要な行政サービスにアクセスできるよう支援を行う。
「ダリット」とは、サンスクリット語で「砕かれた」という意味。カースト制度の外に置かれた人々は自らをそう呼びます。厳しい差別を受けながらも、
彼らがどのように声をあげ、権利を獲得するに至ったのか。ダリット出身のムルガン・カリラトナムさんが、自らの体験や30年以上にわたる活動をお話し
します。
以上
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