2005年にはパキスタンで地震災害、2006年にはインドネシアで地震災害、2010年にはハイチで地震災害というように、 近年、開発途上国での地震災害が相次いでいます。これらの災害により、多くの人が障害者となっているものの、どのような支援策が有効であるのかはあまり検討されていません。
今回は2006年5月27日にジャワ島中部地震による障害者のともすれば見落とされがちな対応に最前線で救済に当たったナワン・タカリニ氏を招へいし、日頃のCBRを活用した災害による障害者をはじめ従来の障害者への取り組みを紹介いただきます。また、現地調査を行った(公財)ひょうご震災記念21世紀研究機構人と防災未来センター 研究員の阪本真由美氏に、開発途上国の災害障害者の課題を紹介していただくとともに、日ごろの地域主導のCBR実践を通して構築される社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)が、災害障害者の生活再建支援に繋がることなどを述べていただきます。
(特活)難民を助ける会の野際紗綾子氏には、2008年5月2日にミャンマー(ビルマ)を襲ったサイクロン被災地におけるCBR活動の現場から、障害当事者組織(SHG)を育む地域の復興・改善(”Build Back Better”)に関する最近の動向と、今後の目指すべき方向についてお話頂きます。
参加ご希望の方は、下記の申込書に必要事項をご記入の上、8月20日(金) までに事務局までメールまたはFAXにてお申込みください。
13:00-13:05 開会挨拶 (松井 亮輔 JANNET会長) 13:05-13:15 趣旨説明 (田口 順子 JANNET研修・研究委員長) 13:15-13:45 講演1:開発途上国における災害障害者の生活再建支援を考える 阪本真由美氏 (人と防災未来センター 研究員) 13:45-14:30 講演2:インドネシアの地震における障害者救援の最前線から(仮) ナワン・タカリニ氏 (理学療法士、インドネシア) 14:30-15:00 講演3:ミャンマー(ビルマ)におけるサイクロン災害とCBR活動の現場から 野際 紗綾子氏 (難民を助ける会 シニア・プログラム・コーディネーター) 15:00-15:15 休憩 15:15-16:45 発表者によるシンポジウム 指定発言・ 質疑応答を含みます。 16:45-16:50 閉会挨拶
*JR中央線・総武線/東京メトロ東西線「中野」駅 北口より徒歩1分
【会場HP】下記に必要事項をご記入の上、FAX(03-5292-7630)、またはE-mail(eueno@dinf.ne.jp)にて、お申込下さい。
◆ お名前(ふりがな): ◆ 所属先: ◆ E-mail: ◆ 住所: ◆ 電話: FAX: ◆ アクセシビリティについて: 必要なサービスに○をつけてください。 (手話通訳 点字プログラム 手書き要約筆記 磁気ループ 車いすスペース) ◆ 本研究会に期待することがあればお書き下さい。 ◆ その他のご連絡事項があれば、お知らせ下さい。 研究会に関して、ご不明な点がございましたら、お気軽に事務局までお問い合わせ下さい。 【お問い合わせ先】JANNET(障害分野NGO連絡会)事務局 担当:上野 電話:03-5292-7628 Fax:03-5292-7630 E-mail:eueno@dinf.ne.jp