JANNET障害分野NGO連絡会 「JANNET30周年記念大会」写真特集 メールマガジン 第246号 4月号 2024年4月30日発行 ―目 次―  トピックス 〜JANNET30周年記念大会 写真特集〜 1. 2023年12月2日(土)の会場の様子 ー記念講演〜レセプションー 〜第20回「リハ協カフェ」登壇報告〜 2. 楽しみながら身につける支援 「Let‘s協力」 の研修効果について 琉球大学・沖縄国際大学 兼任非常勤講師/DET沖縄 代表 小林 学美 インフォメーション 1. 国連障害者の権利条約(UNCRPD)締約国情報 トピックス 〜JANNET30周年記念大会〜 1. 2023年12月2日(土)の会場の様子 ー記念講演〜レセプションー 1ページ目 記念講演の様子。 1枚目:受付の写真。JANNET役員の田丸敬一朗さま、西本敦子さま、斎藤利之さまが受付に座っています。 2枚目:会場でお手伝いくださる役員の写真。清水会長、西本敦子さま、野際紗綾子さま、伊藤智典さま。 3枚目:開会前の会場の様子を後方から撮影。10名ほどの参加者が座っています。舞台上には大きなテレビ(マックスハブ。タブレットの機能がある。)に投影資料が映し出されています。 4枚目:開会の様子。正面左側の机に、事務局の村上と仁尾が会場に向かって座ってアナウンスをしています。右隣には開会挨拶を控えた清水会長が座られています。 2ページ目 記念講演の様子。 1枚目:会場を前方から撮影。会場の後ろの壁には、会員団体の活動を紹介したポスターが5枚貼ってあります。 2枚目:基調講演の山形辰史先生のお写真。 3枚目:シンポジウムの様子の写真。右から、コーディネーターの清水きょうこさま、シンポジストの長田こずえさま、磯野博さま、指定発言の田丸敬一朗さま、伊藤智典さま。清水さまの後ろにあるホワイトボードに、キーワードを紙に書いて貼り付け、お話しをまとめています。 4枚目:ご参加の皆様を後方から撮影。大学生や関係者など10名ほど写っています。 3ページ目 レセプションの様子。 1枚目:乾杯のご挨拶をする、リハ協の寺島副会長。 2枚目:テーブルに並んだケータリングのお料理。マカロニサラダやミニキッシュ、サンドイッチやローストビーフなどの大皿が20皿ほど並んでいます。 3枚目:乾杯!の瞬間の写真。10名ほどの参加者が、にこやかにコップを掲げています。 4ページ目 レセプションの様子。 1枚目:レセプションに参加してくれたダスキンの研修生が前に出て、ご挨拶をしてくれました。 2枚目:当日お邪魔させていただいた、JANNET役員他の子どもたち4名が、ポーズを取っています。 3枚目:会場の様子。大学生と役員が話していたり、登壇者同士や参加者が20名ほど歓談している様子が写っています。テーブルにはビールなどのお酒も。 5ページ目 レセプションの様子。〜感謝状 授与〜 1枚目:感謝状を清水会長にお渡しする男の子。 2枚目:感謝状をお渡しする、松井亮輔前JANNET会長、池住義憲元幹事、上野悦子元事務局長が、会場前方に用意された椅子に並んで座っています。 3枚目:感謝状をお渡しするお手伝いをした、小学4年生の女の子、小学3年生の男の子、小学6年生の女の子が皆様に自己紹介をしました。清水会長が子どもたちにマイクを向けてくださっています。 6ページ目 レセプションの様子。〜感謝状 授与〜 1、2枚目:松井亮輔先生の授与される様子とご挨拶の様子。 3、4枚目:池住義憲さまの授与される様子とご挨拶の様子。 5、6枚目:上野悦子さんの授与される様子とご挨拶の様子。 表彰されたかたがたはじめ、会場の方も皆さん非常に素敵な笑顔です! 7ページ目 レセプションの様子と、記念品の写真。 1枚目:リハ協の君島常務と清水会長がお酒を酌み交わしています。今後とも、協力していきたいですね。 2枚目:役員の方の写真。奥井利幸さま、清水きょうこさま、伊藤智典さま、村上事務局長が、会場の中の「JANNET30周年記念大会」の立て看板の前でにこやかにポーズ。 3枚目:記念品として今回作成いただいたクッキーの写真。日本セルプセンターさまに作成いただき、JANNETのロゴマークをクッキーにプリントしていただきました。3枚入りで、袋の外側に「30周年記念 障害分野NGO連絡会」と書かれたのし紙がまかれています。 4枚目:最後に、皆さんで集合写真を撮りました。30人ほど写っています。表彰された3名は感謝状を前に見せて写っています。みんないい笑顔!       〜第20回「リハ協カフェ」登壇報告〜 2. 楽しみながら身につける支援 「Let‘s協力」 の研修効果について 琉球大学・沖縄国際大学 兼任非常勤講師/DET沖縄 代表 小林 学美 ※去る2024年2月20日に開催した、(公財)日本障害者リハビリテーション協会主催『第20回「リハ協カフェ」』にてご登壇いただいた内容を、まとめていただきました。   共生社会づくりには「連携」・「協働」、そして専門職としてはもちろん知識とその応用力が欠かせません。そこで重要となってくるのが、立場で上下が創られることなく、同じ目線で、同じ土台(テーブル)で行われる「対話=アサーション」です。言葉ではなんとなく理解していても、いざできているかというと難しさを感じることが多いのではないでしょうか。また、生きていく上でどのような状況でも、もっとも課題となるのが人間関係とそこで起こるストレスです。 支援を身につけるための研修には、実際の事例を用いたロールプレイもありますが、このカードゲームは、経験したことのないケースにも新しい感覚で取り組めるところが楽しみにもなることが大きな魅力です。トランプゲームに例えると、子どものころに経験した「神経衰弱」の応用版のような感覚です。 福祉職を目指す学生、スクールソーシャルワーカーらにこのゲームに取り組んでもらった結果、繰り返しこのゲームを応用してみることで特に3つの大きな効果が見られました。 1.支援を考えるにあたり、課題整理の基礎となる「医療・保健」「教育」「生計」「社会(制度利用を含む)」「エンパワメント」の5つの領域を意識できるようになった 2.ニーズのある人から課題を傾聴した後の、支援の優先順を意識しやすくなった 3. 長期的にニーズを持つ「当事者の力」をストレングスの視点でみていくと、支援として「エンパワメント」の意味を理解できるようになった 更にもう一つ加えると、楽しみながらゲームを行うことで対話が増え、聞き上手、お願い上手になったということが挙げられます。 相談援助の過程で課題の整理や、優先順位の見極めに苦労することは多く、支援をしたいという思いがあっても、時にはその思いが強すぎることで、見立ての段階で思い込みが先行してしまったり、偏りが出てしまうことがあります。また、関心の薄い分野の介入には尻込みをしてしまうこともあるでしょう。それが、まずは実際の自分の抱えているケースなどから離れたゲームであること、カードを引いてみて初めてニーズがわかる、しかしそれがゲームという疑似体験だからこそ、これまで経験したことのない支援にも初めて手を付けられたり、だんだんを会話や対話がすすんでくると、今までやったことのない支援も思い切ったアイデアを出せたりします。これを繰り返すことで、支援や連携に対する自信が生まれたり、自分の支援の振り返りにもつながっていく様子が見て取れました。ゲームのあとの振り返りの時間では、自分自身が関心を持っている実際の社会資源についてや、実際に関わっているケースの相談などに当てはめた会話などに発展し、行き詰っていた考えに道が開けたような表情を見て取れました。 お互いに対等な立場で課題を共有し、解消や解決に向けた話題を分かち合うことにつながっていくこのゲームにはいろいろな可能性を感じます。     ******************************************************************************** インフォメーション 1.国連障害者の権利条約(UNCRPD)締約国情報    (関連サイト:http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/rights/right.html)    署名国・地域数164/ 締約国・地域数 191 (2024年4月末現在) https://treaties.un.org/Pages/ViewDetails.aspx?src=IND&mtdsg_no=IV-15&chapter=4&lang=en 編集後記 障害者権利条約の第24条、教育に関する心配事がありました。総括所見にて指摘された、「分離された教育ではなく、地域で教育を受ける体制」に困惑している話をモルディブろう協会の役員から聞きました。モルディブ政府は障害当事者団体に意見を聞くことなく、総括所見に基づいて施行、きこえない子どもたちを手話言語ができる先生や友だちと離れ離れにして、各自の地域学校へ通う方針にしたそうです。聞こえない子どもたちはコミュニケーションが難しい、情報保障がない状態で教育を受けていると言います。どうしてそのような判断になったのか理解に苦しみます。また、子どもたちが友だちとコミュニケーションが取れているのか?仲良くやれているのか?どんな状態なのか分からないのこと。社会的なコミュニティを身に付けられずに育つ子どもたちを、モルディブろう協会が受け皿となり頑張っていくと話されていたことが印象的でした。 (嶋本 恭規/JANNET広報・啓発委員長) JANNET事務局では、会員の皆様よりメールマガジンに掲載する国際活動に関する情報を募集しております。団体会員様のイベント情報などありましたら事務局までご連絡ください。 JANNET障害分野NGO連絡会  〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会内 【JANNET事務局直通】 TEL:03-5292-7628 FAX:03-5292-7630 新URL: https://jannet-hp.normanet.ne.jp/ ↑ホームページのアドレスが変わりました!ご注意ください。 以上