JANNET障害分野NGO連絡会 メールマガジン 第264号 10月号 2025年10月31日発行 ―目 次―  トピックス 1. 「グローバルフェスタJAPAN2025」に出展いたしました。 JANNET事務局 仁尾 志保 インフォメーション 1.国連障害者の権利条約(UNCRPD)締約国情報 イベント情報 1. 「デジタル図書(マルチメディアDAISY図書)セミナー・体験会」 2025年11月22日(土) 2.第29回「リハ協カフェ」 2025年11月28日(金) 3. 第47回「総合リハビリテーション研究大会」教育を総合リハビリテーションの観点から考える 〜 特別支援教育とこれからの教育を改革するために 〜 2025年12月20日(土)、21日(日) トピックス 1. 「グローバルフェスタJAPAN2025」に出展いたしました。 JANNET事務局 仁尾 志保 9月27日(土)、28日(日)の2日間、新宿住友ビルの三角広場にて「グローバルフェスタJAPAN2025」が開催され、昨年に引き続き、JANNETはブース出展いたしました。 昨年、日本がODA(政府開発援助)を始めてから70周年を迎えたので、今年は「世界を変える、あなたの一歩 プラス1の国際協力」と題しまして、屋内会場にはNGO/NPOの他、国際機関や大使館、大学や企業など191のブースが並びました。屋内ステージやサブステージ、体験ワークショップ会場で、国際協力に関する様々なイベントが開催され、どれも大変賑わっていました。 また、今年は「ジャパン・プラットフォーム(JPF)」が25周年を迎える節目の年とのことで、JPFに連なる団体のブースを集めた「JPFパビリオン」エリアが設けられていました。JPFパビリオンには、JANNET正会員団体である「難民を助ける会(AAR Japan)」さまや「ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)」さまが出展されていました。   また、2日目の最後にメインステージで、JPF25周年スペシャルステージが開催されました。第1部のパネルディスカッションにAAR Japanの野際紗綾子さまが登壇され、第2部では俳優の松平健さんが「マツケンサンバU」を披露するなど、大変盛り上がりました。     リアル会場の来場者数は、1日目5,575人、2日目は8,933人となり、オンライン参加を合わせた、2日間の総来場者数は、30,508人となりました。   今年は、メインステージの観覧整理券を配るプログラムがあり、それを求める方が数十名、連日開場の1時間以上前から並ばれていました。   10時のスタートと同時に来場者が入場し、人の波は閉会間際まで途切れることなく、老若男女、様々な国籍の方が来場されていました。   今年はセキュリティ強化のため、入場時の手荷物検査および金属探知機でのチェックが行われていました。   今年も、グローバルフェスタにブース出展をされた、JANNET会員団体の「難民を助ける会(AAR Japan)」さま、「ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)」さま、「野毛坂グローカル」さまの3団体と、野毛坂グローカルさまが毎年行われている『SDGs「誰ひとり取り残さない」イラスト・小論文コンテスト 』の実行委員会で出されたブースの、4ブースをめぐるスタンプラリーを行いました。スタンプを全部集めてくださった方には、JANNETブースにて、セルプセンター製作の、JANNETロゴ入りプリントクッキーをプレゼントしました。   2日間で、スタンプカードは605枚、クッキーは150枚を配布いたしました。 会場には200近いブースがあり、それぞれが来場者に向けて熱心にPRする中、昨年に続き、幅広い層の来場者がこのスタンプラリーでJANNETブースを訪ねてくださったと感じました。   当日は、野毛坂グローカルさまの学生メンバー(高校生〜大学生)8名が、入れ代わりでJANNETブースのお手伝いをしてくださいました。来場者に、スタンプラリーの台紙と合わせてJANNETのパンフレット(266枚配ってくださいました!)も配布してくださり、JANNETブースに来場者をご案内してくださいました。   また、デフリンピックのチラシも配布したのですが、どの方もデフリンピックの開催をご存じで、デフリンピックの認知度に驚き、また大変嬉しく思いました。   お陰様で、熱心に国際協力活動をしたいと考えておられる多くの方に、JANNETの活動や会員団体の皆様の活動を知っていただくことができました。   併せて、民芸品や書籍の販売も、件数、売上ともに昨年を上回る結果となりました。   会期中、JANNET西本研修・研究委員長や、田丸敬一朗企画委員がJANNETブースの運営をお手伝いくださいました。 お二人は、ブースにいらした来場者とお話ししてくださったり、会場の他のブースを回って、JANNETと連携できそうな活動をされている団体の開拓も行ってくださいました。 今年のJANNETブースは非常にアクティブな運営ができたのではないかと思います。   また、齊藤利之役員や、以前JANNET役員を務めていただいた日本視覚障害者団体連合の田畑美智子さま、「国際視覚障害者援護協会」の皆様も、ブースを訪ねてくださいました。   たくさんの方々のお力添えをいただき、大変盛況なブース運営となりました。ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。     ******************************************************************************** インフォメーション 1.国連障害者の権利条約(UNCRPD)締約国情報 (関連サイト:http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/rights/right.html) 署名国・地域数164/ 締約国・地域数 193 (2025年10月末現在) https://treaties.un.org/Pages/ViewDetails.aspx?src=IND&mtdsg_no=IV-15&chapter=4&lang=en       イベント情報 1.「デジタル図書(マルチメディアDAISY図書)セミナー・体験会」 2025年11月22日(土) デジタル図書(マルチメディアDAISY図書※)は、テキスト、音声、画像などをシンクロさせて表示できます。この図書を活用することで、活字による書籍を読むことを苦手としているディスレクシアなどの発達障害児童も書籍を読むことが可能になることが多いことが報告されています。 日本障害者リハビリテーション協会では、令和2年からは教科書が推進する副読本、人気のある児童向け図書も製作・配信し「デイジー子どもゆめ文庫」として、発達障害児者の読書環境の整備に貢献しています。文科省のGIGA スクール対応により一人1台のPC環境が整い、「デイジー子どもゆめ文庫」の充実の要望、利用方法・活用事例の紹介等への保護者、教師からの要望が高まっています。 そこで、本セミナーでは、読みの困難がある子どもの支援者等と協力しながら、マルチメディアDAISY図書の利用方法・活用等を地域に広げる取組や、学校図書館等での活用状況を報告していただき、そこから得られた成果や課題を学び、今後のデイジー図書のあり方と普及について考えます。 また対面会場では、実際にマルチメディアDAISY図書を体験していただける体験会を開催します。 ※マルチメディアDAISY図書とは、読むことが困難な方々のためのアクセシブルな国際標準のデジタル図書のこと。 ◆日時:2025年11月22日(土)13:30〜15:50 ◆会場:対面(戸山サンライズ)・オンライン(Zoomウェビナー)  ◆情報保障:希望に応じて要約筆記・手話通訳をご用意します。 ◆主催:公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 ◆参加費:無料 ◆定員:対面50名、オンライン300名 ◆申し込みURL: https://forms.gle/pNYq95hAdoNcL5mB9 ◆締め切り:2025年11月17日(月) 【プログラム】*内容に変更がある場合がございます。ご了承ください。 13:30     開会挨拶  吉田 正則(日本障害者リハビリテーション協会 常務理事) 13:35-13:45 日本障害者リハビリテーション協会のデイジーに対する取組の紹介 村上 博行(本協会 情報センター長)          13:45-14:05 デイジー子どもゆめ文庫(児童書)のご紹介(デモを中心に) 山田 稔子(本協会 情報センター)          14:05-14:25 チャティ・ライブラリーの紹介 NPO法人 サイエンス・アクセシビリティ・ネット 代表 鈴木 昌和 氏 14:25-14:45 図書館向けデイジー図書の事例発表「わいわい文庫」のご紹介 公益財団法人 伊藤忠記念財団 電子図書普及事業部 中村 信行 氏          14:45-15:15 子どもたちが本を手にするまで -読書を楽しむ生涯への種まき- 埼玉県立行田特別支援学校 教諭 霜田 恵 氏          15:15-15:20 質問受付 15:20-15:50 質疑応答 15:50     閉会・体験会〜17:00 【お問い合わせ】 《公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会 情報センター デイジー教科書担当宛》 〒162-0052東京都新宿区戸山1丁目22番1号 TEL: 03-5273-0796(受付時間:平日10時〜16時)  FAX: 03-5273-0615    Eメール:daisy_c@dinf.ne.jp     2.第29回「リハ協カフェ」 2025年11月28日(金) 日本障害者リハビリテーション協会の国際委員会では、国際協力分野において障害分野の課題に取り組んでいくため、情報発信を継続し、関係者への情報提供を行うべく、2020年8月よりリモートによる報告会「リハ協カフェ」を隔月で開催してまいりました。今回は第29回目の開催です。 第29回は、コ永 亜希雄氏(横浜国立大学 教育学部 特別支援教育講座 教授)より「ポルトガルのインクルーシブ教育の展開―日本との比較から―」について、また會田 玉美氏(目白大学大学院 リハビリテーション学研究科 研究科長)より「オークランド研究視察報告―日本とNZ、その違いから日本人高齢者の福祉を考える―」についてご報告いただきます。 関係者以外にも広くご参加を募ります。皆様のご参加をお待ちしております。     ◆日時:2025年11月28日(金)13:30〜15:15 ◆会場:リモート開催(Zoom) ※要約筆記が入ります。 ◆主催:公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 ◆共催:障害分野NGO連絡会(JANNET) ◆参加費:無料 ◆定員:100名 プログラム(敬称略) 13:30-13:35 開会挨拶 吉田 正則(日本障害者リハビリテーション協会 常務理事) 13:35-14:15 報告1 「ポルトガルのインクルーシブ教育の展開―日本との比較から―」 発表者:コ永 亜希雄氏(横浜国立大学教育学部 特別支援教育講座 教授) 14:15-14:25 質疑応答 14:25-15:05 報告2 「オークランド研究視察報告―日本とNZ、その違いから日本人高齢者の福祉を考える―」 発表者:會田 玉美氏(目白大学大学院リハビリテーション学研究科 研究科長)           15:05-15:15 質疑応答 15:15    閉会 *プログラムの内容に変更がある場合がございます。ご了承ください。 【発表者プロフィール】 ・コ永 亜希雄 氏(横浜国立大学 教育学部 特別支援教育講座 教授) 長崎県立養護学校(当時)教諭、国立特別支援教育総合研究所主任研究員等を経て、現職。専門は、特別支援教育。研究テーマとして、ICF(国際生活機能分類)の特別支援教育への活用等。 ICFを国レベルで活用していたポルトガルの研究チームとの交流から、ポルトガルのインクルーシブ教育に関心を寄せるようになり、検討を続けている。今回は、第3回リハ協カフェでの報告した同テーマの続編について報告します。 趣味は合気道。最近,そば打ちも始めました。 ・會田 玉美 先生(目白大学大学院リハビリテーション学研究科長・同 保健医療学部作業療法学科 教授) 都立病院に作業療法士として23年間勤務後、現職。 板橋区地域自立支援協議会高次脳機能障害部会長、社会福祉法人東京援護協会評議員、「NPO法人みんなのセンターおむすび」理事など、高次脳機能障害の支援に関する委員をしています。 趣味はゴルフ、国際学会参加、海外視察 【申込方法】 以下のサイト、またはFAXにてお申し込みください。 https://www.jsrpd.jp/cafe29/ 申込受付:2025年11月27日(木)15:00まで ※情報保障が必要な方は、11月20日(木)までにお申し込みください。 定員になり次第、締め切りとなりますので、ご了承ください。 お名前、ご所属、ご住所を明記の上、手話通訳、要約筆記、テキストデータなど必要があれば申し込み時にお知らせください。 参加登録された方へZoomのURLをお送りいたします。   【お申し込み、お問い合わせ先】 《公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会 国際課》 担当:村上・仁尾(にお) 〒162-0052東京都新宿区戸山1丁目22番1号 TEL: 03-5273-0601   FAX: 03-5273-1523    Eメール:kokusai@dinf.ne.jp 3.第47回「総合リハビリテーション研究大会」 教育を総合リハビリテーションの観点から考える 〜 特別支援教育とこれからの教育を改革するために 〜 2025年12月20日(土)、21日(日) これまで「教育リハビリテーション」の実践は、特別支援教育を含む障害のある子どもの教育について、その役割を果たしてきました。一方、次期学習指導要領に向けた検討では、不登校や不登校傾向の子ども・学習面や行動面で困難を示す子ども・日本語を家であまり話さない子どもなどの増加を受け、多様な児童生徒を包摂し、一人ひとりが全人的に発達し、豊かで幸福な人生を実現する方向性を示しています。 そこで、障害者権利条約や子どもの権利条約の理念をふまえつつ、今日的な教育課題を総合リハビリテーションの観点からとらえ、社会参加と豊かな人生および共生社会の実現を進めていきたいと考えます。ぜひ、多くの方々のご参加をいただけますよう、お待ち申し上げます。     【第47回「総合リハビリテーション研究大会」】 教育を総合リハビリテーションの観点から考える 〜 特別支援教育とこれからの教育を改革するために 〜 ホームページURL  https://rehab-hp.normanet.ne.jp/2025/ ◆日時:2025年12月20日(土) 10:00-16:20、 12月21日(日) 10:00-16:45 ◆会場:戸山サンライズ 2階大研修室 (東京都新宿区戸山1-22-1) ○最寄り駅:大江戸線若松河田駅、東西線早稲田駅 会場地図 https://www.ww100006-hp.normanet.ne.jp/tizu.htm ◆参加費:一般3,000 円、学生1,000 円(介助者等の参加費は無料) ※手話通訳、要約筆記、点字資料、テキストデータ(視覚障害・読字障害等のある方)あり        ◆主催:公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 ◆後援(一部依頼中):(順不同) 内閣府、厚生労働省、文部科学省、国土交通省、経済産業省、(福)全国社会福祉協議会、(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構、日本障害フォーラム、(公社)日本リハビリテーション医学会、(公社)日本理学療法士協会、(一社)日本作業療法士協会、(一社)日本言語聴覚士協会、全日本特別支援教育研究連盟、(公社)日本社会福祉士会、(公社)日本精神保健福祉士協会、(公社)日本介護福祉士会、(公社)日本義肢装具士協会、日本職業リハビリテーション学会、全国障がい者生涯学習支援研究会、全国特別支援学校長会、全国特別支援学級・通級指導教室設置学校長協会、東京都、東京都教育委員会、新宿区、新宿区教育委員会、東京都公立高等学校長協会、東京都中学校長会、東京都公立小学校長会、東京都立特別支援学校長会、東京都特別支援学級・通級指導教室設置学校長協会 ◆生涯学習:日本作業療法士協会生涯教育制度基礎研修ポイント 日本言語聴覚士協会生涯学習ポイント 《大会プログラム》(順不同・敬称略)*プログラムは予告なく変更することがあります。 □12月20日(土)  受付開始 9:30 10:00〜10:15 主催者あいさつ (公財)日本障害者リハビリテーション協会会長 炭谷 茂   10:10〜11:20 基調講演「教育を総合リハビリテーションの観点から考える 〜特別支援教育とこれからの教育を改革するために〜」 松矢 勝宏(東京学芸大学名誉教授、本大会実行委員長) 11:30〜12:30 鼎談「これからの教育の改革に向けて」 菊地 一文(弘前大学大学院教育学研究科 教授、全日本特別支援教育研究連盟 副理事長) 山中 冴子(埼玉大学教育学部 準教授、全国障害者問題研究会 研究推進委員) 松矢 勝宏(東京学芸大学名誉教授、本大会実行委員長) 12:30〜13:30 昼休み 13:30〜14:10 各コーディネーターからの紹介 4つのセッションの大会テーマとのつながり  1 「不登校の理解と支援」         伏見 明(東京都教育庁 都立学校特任相談役)  2 「発達障害の理解と支援の実際を考える」 藤野 博(東京学芸大学 教授)  3 「進路選択支援の実際と課題」      田中 裕一(神戸女子大学 教授)  4 「障害者の生涯学習支援の実際」     松矢 勝宏(東京学芸大学 名誉教授) 14:20〜16:05 セッション1「不登校の理解と支援 〜不登校経験者の報告から学び、支援のあり方を考える〜」 趣旨:近年、不登校の児童生徒数は、増加の一途にある。本セッションは、不登校は、本人にどのような状況をもたらすのかなどについて不登校経験者等の報告を基に捉え、本人が置かれている状況を周囲が理解し、その状況を変えるためにはどのような場や支援が必要なのかなどについて、フロアの参加者とともに考察する。 話題提供者:不登校経験者(10代大学生)、 不登校経験者(10代大学生)、 不登校・ひきこもり経験者(50代男性)、 不登校経験者の親、 井村 良英(認定NPO法人育て上げネット 執行役員) コーディネーター:伏見 明(東京都教育庁 都立学校特任相談役) 16:10〜16:20 次回開催地挨拶 □12月21日(日)  受付開始 9:30 10:00〜11:45 セッション2「発達障害の理解と支援の実際を考える 〜本人主体によるサードプレイス(第三の居場所)の実践を通して〜」 趣旨:家庭、学校・職場に次ぐ第三の居場所である「サードプレイス」の意義が今日注目されている。本セッションでは、発達障害のある人々が安心して自分らしく社会参加できる場としてのサードプレイスの実践例を発達障害当事者より紹介し、参加者と意見や情報の交換を行う。 話題提供者:関根 礼子(当事者、NPO法人ネスト・ジャパン)、 綿貫 愛子(当事者、NPO法人東京都自閉症協会、世田谷区受託事業みつけばハウス) コーディネーター:藤野 博(東京学芸大学 教授) 11:45〜12:45 昼休み 12:45〜14:30 セッション3「進路選択支援の実際と課題」 趣旨:小学校入学、高校進学、就職決定は、障害がある人が大きな決断を求められる時期だが、その決定のプロセスにおいて、保護者や教員が当事者の思いや考えをくみ取ることが多く、当事者の意思表明や意思決定の支援が不十分な場合が見受けられる。そこで、進路選択の際の当事者支援の実際と課題、今後の方向性等をディスカッションする。 話題提供者:当事者(大学生)と親、 当事者(放課後等デイサービス事業所 職員)、 小出 隆司(全国手をつなぐ育成会連合会 副会長、静岡県手をつなぐ育成会 会長)、 関哉 直人(関哉法律事務所 弁護士) コーディネーター:田中 裕一(神戸女子大学 教授) 14:40〜16:25 セッション4「障害者の生涯学習支援の実際」 趣旨:この研究大会で初めてテーマとして取り上げる。障害者権利条約の第24条の教育条項では、「障害者を包容するあらゆる段階の教育制度及び生涯学習を確保する」としている。 わが国においても学校卒業後の障害者の生涯学習支援施策が進展しつつあるが、最近の支援の実際について取り上げ、そのあり方を共有したい。 パネルディスカッション1 「相模女子大学と相模原市との連携によるインクルーシブ生涯学習プログラムの開発と実際」 話題提供者:武部 正明(相模女子大学 准教授)、 インクルーシブ生涯学習プログラム開発協力チーム(当事者及び学生、卒業生) コーディネーター:松矢 勝宏(東京学芸大学 名誉教授) パネルディスカッション2 「障害者の生涯学習支援の実際とこれから」 話題提供者:手塚 由美(一般社団法人輝水会 代表理事)- 地域におけるスポーツ活動、 工藤 傑史(東京福祉大学 専任講師)- 卒業生同窓会による若竹ミュージカル活動、 松矢 勝宏(東京学芸大学 名誉教授)- 特別支援学校卒業生の大学オープンカレッジ コーディネーター:藤野 博(東京学芸大学 教授) 16:35〜16:45 閉会挨拶 ◆お申し込み 申し込み方法などについては、以下のURLからご覧ください。 https://rehab-hp.normanet.ne.jp/2025/47moushikomi.html   ◆お問い合わせ 「第47回総合リハビリテーション研究大会」事務局 〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1 (公財)日本障害者リハビリテーション協会内 TEL:03-5273-0601 FAX:03-5292-7630 E-Mail:rehab@dinf.ne.jp     編集後記 グローバルフェスタJAPAN2025のリアル会場の参加者数が、2日間合わせると1万4千人近くとのこと、かなりの盛況ぶりでしたね。 秋は色々なイベントがありますが、当協会が主催している「全国盲ろう者大会」も、今年は秋開催でした。 栃木県宇都宮市の会場に、約730名の参加者が集まりました。実に6年ぶりの開催です。旧交を温めたり、新たな出会いもあったりと、皆さん思い思いに交流を楽しんでいらっしゃった様子が印象的でした。また、過去にオンラインで行った研修を受講された方から、たくさんお声がけを頂けたことも印象的でした。 オンラインで繋がってから、対面で「さらに」繋がれたことを嬉しく思う大会でありました。   (小林 真悟/JANNET広報・啓発委員) JANNET事務局では、会員の皆様よりメールマガジンに掲載する国際活動に関する情報を募集しております。団体会員様のイベント情報などありましたら事務局までご連絡ください。 JANNET障害分野NGO連絡会  〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1 公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会内 【JANNET事務局直通】 TEL:03-5292-7628 FAX:03-5292-7630 URL: https://jannet-hp.normanet.ne.jp/ 以上